ファイプロ最新版で蘇った20年前の兄弟の思い出

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ファイヤープロレスリング ワールド

2018年8月9日、PS4にてファイプロの最新版こと「ファイヤープロレスリング ワールド」が発売された。

私の初めてのファイプロは1991年12月20日スーパーファミコンで発売された「スーパーファイヤープロレスリング」であり、ちょっとプロレスが好きだからお年玉で買ってみただけのことだった。

当時はインターネットなどなかったので、どんなゲームなのかはファミ通などのゲーム雑誌からしか得ることができず、プレイ動画なんてあるわけがなかった。

つまり、ある意味ギャンブル的な買い物をしたわけであったが、これがめちゃくちゃに面白かった。正直なところタイミングだけが重要なゲームであり、キャラとキャラが組み合った瞬間に方向キーとボタンを押すだけとも言える。

しかし多彩なキャラが繰り出す技のひとつひとつに、中学生だった私は歓喜した。エルボー、ブレーンバスター、バックドロップ、パワーボム。プロレスをあまり知らない人でも一度は聞いたことがあるはず。

隠しキャラを入れると24人(だったはず)のレスラーがいて、それぞれが魅力あるものに仕上がっていた。2つ上の兄と2つ下の弟の3人で、父親に「いいかげんに寝ろ」と怒られるほど夢中になってプレイしたことを覚えている。

今でこそ、サッカーや野球を含めて、スポーツゲームは実名が当たり前だが、当時は大人の事情で「それっぽい名前」になっていた。まあ脳内では完全に実名に置き換えていたからどうでもよかったが。

それからもずっとファイプロは続いていくのだけど、もともと兄の方がプロレス好きだったためか、続編は兄が買うようになり、私はありがたくそれをプレイさせてもらう側となった。

そんな兄とも別々に暮らすようになって20年くらい経ち、すっかりファイプロともご無沙汰になっていた。そして、27年ぶりにファイプロを自分で買ったというわけ。

で、一人でクーラーの効いた部屋でプレイしていたら、いろんなことを思い出した。

 

キャラの一人、氷川光秀のバランスが良すぎて最強すぎること。
 
 

たまたまそれを選択してプレイしていた私がズルをしているように言われたこと。

 

でも結局のところはタイミングさえ合えばどんな最弱キャラでも勝てること。

 

弟が兄弟対戦のときだけ神がかりなタイミングを魅せること。

 

弟に負けるのが悔しくて、プレイ中にコントローラーを抜くインチキをしたこと。

 

抜かれた弟は自分のコントローラーを刺す前に俺のコントローラーを抜くという技を披露したこと。

 

続編でオリジナルキャラが作れるようになったときに、兄がキャラにつけた名前が「最強マン」で、中二もびっくりのネーミングセンスだったこと。

 

夜中に兄に起こされて、頼むからこいつを倒してくれと言われ、寝起き&無欲パワーで必殺技をタイミングよく繰り出せたこと。

 

ファイプロが楽しすぎてレスラーの入場曲CDを買い漁るようになったこと。

 

これら全部が最高に楽しい思い出で、こんなゲームを作ってくれたスパイク・チュンソフト(当時はヒューマン)には感謝してもしきれないし、「僕をつくったスーファミゲーム」なんてハッシュタグがあったら間違いなくファイプロを選ぶだろう。たぶん日本中のファイプロ世代が同じようなことを経験し、同じように感謝していると思われる。

最新版においては、キャラも技もなにもかもが増えすぎていて、ちょっとどうしていいのかわからなくなることもあるけれど、ぼちぼちゆっくりと、自分好みのキャラをつくったり、ストーリーモード的なものを進めたり、オンライン対戦などを楽しんでいきたいと思っている。

そして、きっと石川県で暮らしている兄も最新版を買ってプレイしているに違いない。

今度、石川に帰るときにはコントローラーを持参して、タッグプレイや対戦を楽しんでみることにしよう。20年ぶりに。

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