ども、ゆうせいです。日経WOMANオンラインで連載中の映画コラム「ビタミンシネマ」が更新。今回は「ゲティ家の身代金」を題材に書きました。

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【あらすじ】
1973年、<世界一の大富豪>にギネス認定されたジャン・ポール・ゲティの孫ポールがローマで誘拐され、身代金50億円が要求される。しかし、稀代の守銭奴でもあったゲティは支払いを断固拒否。離婚によりゲティ家を離れていたポールの母ゲイルに支払いは不可能。一向に支払われる様子のないことに犯人グループはしびれを切らし、ポールの身に危険が迫る。それでも支払わないゲティ、狂言誘拐を疑い始める警察、加熱するマスコミ報道。全世界大注目の中、非情な誘拐犯と冷酷な大富豪を相手に、ゲイルは戦いを挑む――。
本作「ゲティ家の身代金」は実話ベースのフィクションですが、やはり実話を基につくられているだけにリアル感がすごい。当時は日本のマスコミでも話題となり、世界中の人が注目した誘拐事件でもありました。
本当に起きた事件だけあって、当時関わった人々の感情や思考などがリアルに描かれている。それが伝わってくるから最後まで一切気を抜けない。
テレビ番組などでCMに行く前、チャンネルを変えられたくないから「この後、一体どうなってしまうのか!?」みたいな煽りを入れてくることがありますが、あれがずっと続く感じとも言えます。
資産が1兆円を超えているのに、孫の身代金50億円を支払わずにゴネるゲディと、誘拐犯だけでなくゲディにも振り回される母・ゲイルの奮闘ぶりに要注目です。
コラムは以下より。ぜひ読んでください!
それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。
