高知県に続くゆずの町になれたのか?三重県大台町で2年ぶりに聞いてきた #大台町PR

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地方の「若者不足」「後継者不足」は、ニュースで聞き飽きるほど叫ばれています。今さらそんなことを聞いても、遠くに住む僕たちには新鮮味がない…。しかし現場は、刻々と疲弊している。

当事者は何を想い、何をやっているのでしょう。

今回お伺いしたのは、三重県南部にある大台町の「宮川物産」。ゆずを中心とした特産品加工工場です。実は訪問は2年ぶり。前回の「高知県に続くゆずの地にしたい」という状態から、どのように変化したのでしょうか。

工場長の田村さんにお話をお聞きしました。
(工場長の田村さんにお話をお聞きしました。)

ゆうせい:高知県に続くゆずの町にする構想はどこまで進んでいますか?

田村工場長(以下、田村):おかげさまで昨年は13トンのゆずが収穫できました。潜在的なものを含めると、今後は40トンも目指せると思っています。

ゆうせい:8年前からはじめた苗の無料提供が活きてきたのですね。前回もお聞きしましたが、ゆずの収穫には9年~13年かかるとのことでしたので、来年からさらに本格化しそうですね。

田村:はい。40トンの収穫が実現すれば、国内トップ10が狙えます。ただし、農家の後継者不足、また高齢化しているところはまだ課題として残っています。

ゆうせい:農業に興味のある若者を集める。これは本当にむずかしいことだと思います。この記事を読んで少しでも興味を持ってくれる人が増えると嬉しいのですが。では生産以外の加工や認知拡大の部分についてはいかがでしょうか?

田村:三重県と言ってもピンとこない人が多いのですが、松坂や伊勢志摩にはネームバリューがあります。そこでゆずも「奥伊勢ゆず」とネーミングしました。

ゆうせい:たしかに単に「ゆず」とだけ表記すると自然と高知をイメージしがちですが、奥伊勢とつくことでブランディングになりますね。私の地元、石川県でも特産品のカニを「加能ガニ」とネーミングすることでブランド化しています。

田村:生産者部会も発足し、地域特産品としてブランド化する方向で進んでいます。また、新商品として「ゆずっこサイダー」も販売開始しています。

ゆずっこサイダー

ゆうせい:どのような商品なのですか?

田村:奥伊勢ゆずと甜菜グラニュー糖のみを使った炭酸飲料なのですが、甘さを控えめにしているところがポイントです。市販されている多くの炭酸飲料は、甘みが強すぎるために飲んだあとにお茶やコーヒーが欲しくなりませんか?

ゆうせい:たしかに甘すぎて口の中を中和したくなるものが多く、最近はあまり飲まなくなりました。

田村:そう思わせない絶妙な甘さに仕上げています。また、若い女性にも好まれるように、そして、雑貨屋さんなどでも取り扱ってもらえるように、パッケージにもこだわっています。

ゆうせい:柔らかいタッチのイラストですね。

田村:雑誌や書籍、ショップの壁画などを描いて活躍されているyamyamさんにお願いしています。

ゆうせい:現在はどこで購入できますか?

田村:道の駅おおだい、温泉宿泊施設の奥伊勢フォレストピアを中心に販売しています。ネット販売も準備しています。

ゆうせい:ネット販売は早急に実現したいですね。最後に新しくできた工場についてもお聞かせいただけますか?

田村:11月から稼働している新工場は、来年からさらに増えてくるであろうゆずに対応できるものとなっています。ゆずの生産量が増えてくれば、生産者の雇用にもつながります。当然ながら加工にも人手が必要となりますので、工場にも雇用が生まれます。

かつての私がそうだったように、仕事を求めて大台町を離れてしまうことを防ぎたい、また、出て行った方をまた大台町に呼び戻す基盤を作りたいと思っています。

宮川物産の新工場(ゆず加工施設)

ゆうせい:来年以降のゆず生産量の増加と、奥伊勢ゆずのブランド化を実現してください。私も影ながら応援しています。今年もゆずポン酢とゆずカステラを必ず買って帰りますので。

本日はありがとうございました。

田村:こちらこそありがとうございました。

ゆうせいはこう思った

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(※右の柚子ぼんずは僕もお妻も大好きでリピート購入してます。)

まだまだ課題は残っているものの、来年以降に期待のもてる話をお聞きできました。

このほかにも、ゆず加工で生じた残渣を養殖タイの餌に使っているなどのお話もありました。いずれは奥伊勢ゆずを食べて育った「奥伊勢タイ」なるブランドフィッシュも誕生するかもしれません。

また来年、もしくは再来年、ぜひお邪魔してまたお話をお聞きできたらと思います。

それではまた。大台町、そして奥伊勢ゆずの発展を願う、ゆうせいでした。

奥伊勢の美味しいをお届けします 宮川物産
宮川物産は地元三重の、日本一きれいな水が流れる清流・宮川の麓で栽培、育成された農水産物を原材料とした看板商品の”きゃらぶき”をはじめとし、安心・安全なものを食卓にお届けできるように頑張っています。