ども、ゆうせいです。成毛眞さんの新著「黄金のアウトプット術」を読みましたので書評(レビュー)を。
この本には、「インプットはもう十分だからアウトプットしろ」と書かれています。成毛さん曰く、日本人はインプットが得意だけどアウトプットが苦手な人が多い。知識を貯め込んで満足してしまうだけで、肝心なアウトプットが全然できていない。アウトプットができればそれはお金に変わるのになんて残念なんだと。
とはいえ、いくらインプットしたから簡単にアウトプットできるかどうかって話なのですが、きっちりとアウトプットする方法について書かれています。
中でも、成毛さんが関わるHONZを例にして書かれているとこが素敵。
HONZでは書評を800字で書くようにしているとのこと。
8000字ではありません。たったの800字です。原稿用紙でいえば2枚。さらに800字と思わず、100字 × 8 として考えること。
100字なんて余裕ですよね。それを8つ集めるだけで完成する。なんだか書けそうな気がしてきます。
さて、その8つのポイントですが、
- 本の印象の紹介(読者にどう思ってほしいのか)
- 本の読者の想定(どんな人におすすめなのか)
- 本の中身の紹介1(面白さはどこにあるのか)
- 本の中身の紹介2(プラスしてもう100字)
- 本の具体的な中身の紹介1(特徴的な文章を引用して紹介)
- 本の具体的な中身の紹介2(プラスしてもう100字)
- 著者の具体的な紹介(興味をもった読者に対して改めて)
- 最後のダメ押し(なぜこの本を取り上げたのか)
となります。これらをそれぞれ100字で書く。書評以外のレビューでも、使用感などに置き換えれば使えるテクニックですよね。もちろんですが、800字を超えてもOKです。あくまでもHONZでは800字を推奨しているだけなので参考までに。
より具体的なことは本誌を参照していただくとして、この手法なら誰でも書けそうです。
アウトプットってむずかしいイメージが強いですが、成毛さんが800字でいいからとおっしゃるならば、なんとかなりそうな気がするから不思議です。私も次回の書評からはこのスタイルを取り入れて、さくっと800字程度でまとめていくつもりです。
その他、いかにジャパネットたかたの高田社長がすごいのかエピソードなども書かれているので必読ですよ。
以上、簡単ですが「黄金のアウトプット術」の書評(レビュー)でした。
それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。