【ドラマ短評】今日もなにもない素晴らしい一日でした『パンとスープとネコ日和』

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パンとスープとネコ日和

『パンとスープとネコ日和』

WOWOWで放送されていた小林聡美主演の連続ドラマ。いまはAmazonビデオで見ることができる。

母が亡くなり、それがきっかけで編集者の仕事を辞め、母の店を継ぐ(といっても大きくリニューアルする)ところから始まる物語。

しかし、このドラマの見どころは「特になにも起きない」こと。

定食屋からサンドイッチとスープの店になった店に訪れる人たちとの交流、などと書くと、深夜食堂に近いしものを感じるが、そこまでの交流も、問題を抱えている登場人物がいるわけでもない。日々の生活にちょっとだけスパイスをかけた程度のことが描かれる。見ている側が疲れない、しかし見てしまう程度のことである。

絶対に美味いであろうサンドイッチとスープのセットとともに。
(ちなみにパンは3種類から選ぶことができる。)

そして、なにもない、なんでもない素晴らしい一日。そんな日の繰り返しこそが最高なのかも…と思わせてくれる。

なんか映画かドラマでも見ようかな、でもアクションって気分でもないし、恋愛系ってほどでもない、なんかゆったりまったりだらだら見ていられる「ちょうどいい脱力感」のあるものをお探しのときに、これはぴったりはまるはず。

お酒がすきなら日本酒とおつまみ、またはおいしいコーヒーや紅茶とお茶菓子を準備すれば、もっと楽しめる作品である。

ちなみに、群ようこ氏による原作は以下。こちらも合わせてチェックしたい。

パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫 む 2-4)
群 ようこ
角川春樹事務所
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