『レディ・プレイヤー1』が刺さらなかったのは登場人物の過去をもっと知りたかったから

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レディ・プレイヤー1(吹替版)

『レディ・プレイヤー1』が刺さりませんでした。
(※以下ネタバレがあるので、本編まだの人は注意です。)

もちろん面白かったしワクワクもしたし、未来も感じました。でも刺さらなかった。刺さったかもしれないけど、抜けたのかもしれません。

これは事情(入院していた)もあって劇場で見れなかったことや、期待しすぎてしまったことも要因かと思います。それでも100点満点中200点くらいは行きそうなくらい絶賛されていたじゃないですか。

怒られるのを覚悟で書きますと、『サマーウォーズ』と『ワンピース』を足して、『トイズ』と『ピクセル』で味付けしたような映画でした。

それが良いとか悪いと言いたいのではなく、知っている映画、見たことある映画を見ているような感覚に襲われ、没入、熱中できなかった。

とは言え、冒頭からデロリアンや金田のバイクが登場してワクワクしたことは事実。アメコミヒーローと仮の姿での名前をつかったジョーク、ガンダムなどの日本のアニメ、海外アニメ、そしてゲームのキャラが多数登場するところもすごく良かった。

でも、だからと言って心にぶっ刺さるストーリーではなかった。たぶんそれはキャラについて掘り下げていないからではないかと。それぞれの登場人物のアバターは魅力的だけど、本人たちの魅力が伝わってこないから共感できなかった。

例えば『サマーウォーズ』であればオズモールでのアバターだけでなく、それぞれの人物についてもう少し詳しく丁寧に描かれてるので、共感したり逆に反感を抱くこともできたはず。

特にエイチがすごく好きだったので、彼(彼女)のことをもっと知りたかったですね。現実社会では車の運転しかしてないし…。他の仲間たちもなぜみんな近隣に住んでいる(住んでいるのか、わざわざやって来たのか不明だけど)のか、反乱軍ってサラッと言ったけどどんな組織なんだとか。

別にそんな大げさな過去じゃなくてもよくて、しがない生活をしていながらオアシスでは活躍してるってことがわかればそれでいいんです。時間軸の関係か、脚本の関係かはわからないけれど、終盤でいきなり全員集合するだけでは物足りない…。それぞれの人物を別々で描いて、最後にドッキングする手法でも良かったのではないかと。これは個人的な好みの問題にもなってくるので、それではつまらないって意見も出てきてしかりなのはわかっているつもりですが。

まあそれでもワクワクできるのはさすがスピルバーグ監督だけど。

原作ではそれらはちゃんと書かれていて、登場するアニメや特撮のキャラも違うと知ったので、読んだらまた改めて感想をアップします。(たぶん)