ども、ゆうせいです。今日は大好きな「深夜食堂」の話をします。と言っても、原作の漫画の方ではなく、小林薫さん主演のドラマ版のお話です。
怒られてしまうかもしれませんが、私は原作の漫画の方を読んだことはありません。でも、「深夜食堂」がめちゃくちゃ好きなのでブログで紹介します。
【あらすじ】
舞台は繁華街の片隅にある小さな食堂。深夜0時に開店。メニューは豚汁定食だけ。そんな一風かわったお店には、ヤクザ者、売れない役者、雀荘帰りのサラリーマン、OL3人組、ストリッパー、新聞配達青年、わけありアイドル・・・さまざまな人が集ってくる。客の楽しみは、他愛のない会話と、そして、「勝手に注文してくれりゃあ、出来るもんなら作るよ」というマスターの料理。赤いウインナー、甘い玉子焼き、猫まんま・・・リクエストされるのは、特別なことは何もないのに、何だか無性に食べたくなるものばかり。でも、そこには様々なストーリーがあって・・・ 繁華街の片隅の、深夜しかやっていない小さなめしやで繰り広げられる、ユーモラスで時にビターな人間模様。 見た人はきっと通いたくなるような、小腹も心も満たす「深夜食堂」、開店です。
「深夜食堂」の最高に素敵なところは、美味そうなごはんとお酒(といっても主張しすぎない)とマスターの人柄、そして各回に登場する悩める人たち。
悩める人は深夜食堂こと「めしや」で愚痴をいったり、相談したり、勝手に思いにふけったり。そしてマスターはそれを影からなんとなくサポートする。けっしてマスターが何かを解決したりするわけではなく、なんとなくサポートする、いつのまにかしていることになっている雰囲気がたまらないドラマなのです。
主な悩み、問題とは別に、実は伏線なんかもけっこうあったりするんですけど、その伏線をきっちり回収することは少ない。
見ているこちら側で「たぶんこの伏線はこんな感じで解決、収束したんだろう」と脳内補正、補完してあげることも多い。
しかし、それってマスターと悩める人たちの距離感と同じと言えます。干渉しすぎない、ほどよい空気の隙間。それこそが「深夜食堂」の醍醐味だったりする。
こんなお店が近所にあったら間違いなく通っちゃうし、大切な人を連れていきたいと思うわけで…
ミサイルが飛んできたり、宇宙人が襲来したり、天使と悪魔が大激戦したり、そんなエンタメ作品も心弾ませ胸躍るけれど、ときにはまったり、しっとり、ゆっくり、じっくりと浸れる「深夜食堂」を見るのも、ものすごくいいものですよ。
Amazonプライムビデオでドラマ版、映画版ともに見ることができるので、ぜひどうぞ。
それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。