明日はきっと良くなると信じた方が生きやすい『焼肉ドラゴン』

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焼肉ドラゴン

(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

大泉洋が大好きだから。そんなミーハーな気持ちで映画『焼肉ドラゴン』を鑑賞したことを告白します。

本作は鄭義信作・演出による舞台「焼肉ドラゴン」が原作。朝日舞台芸術賞グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞。

【あらすじ】
万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花、梨花、美花の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。
失くした故郷、戦争で奪われた左腕。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”それが龍吉のいつもの口癖だった。
そして店の中は、静花の幼馴染・哲男など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで、泣いたり笑ったり―。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった―。

予告編を見ただけで前情報をほぼ入れずに鑑賞し、ストーリー、展開に驚きを隠せないまま進行して、気がついたら泣いて笑って、そして泣いていました。

「一生懸命に生きる。」

いまや道徳の教科書にすら書かれていないような言葉。それを実直に、ただひたすらに、明日を信じて繰り返す焼肉屋の亭主・龍吉とその家族の物語。これを涙なくして見られるはずがありませんでした。

細かいところを突っ込むと、「こんな美人三姉妹(真木よう子、井上真央、桜庭ななみ)ならここまで苦労せずに生きていけるやろ…」と野暮なことを少しは思ったりもするけれど、時代と背景を考えるとそう上手くもいかないかと納得させられる部分もあり、生きることは簡単じゃないと再認識させられます。

焼肉ドラゴン 大泉洋

(C)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

こんなことを言ってはなんですが、街を歩いていると「ああ、この人は適当に生きているなぁ」と思わせる人もいます。でも、そう見えるだけで実は毎日必死だったりもするわけで…。

一生懸命に生きて、必死に判断して行動しても、それが上手くいくとは限らないし、誰も助けてくれないかもしれない。人間は絶望したときに死にたくなると、内野聖陽さん主演のドラマ「臨場」で言ってましたが、絶望するくらいなら気持ちを切り替えて、適当に生きるのも一つの手段。

いつどこで絶望を感じるかは、その人の強さも影響してくると思いますが、亭主の龍吉のメンタルの強さは尊敬レベル。龍吉の苦労と一概に比べることはできませんが、少し元気とやる気と勇気がもらえます。

明日はきっと良くなる。そう信じた方が生きやすくなるはずだと教えてくれる本作。焼肉を食べるより元気になるかもしませんよ。

それではまた。ご存じ、ゆうせいでした。

映画『焼肉ドラゴン』公式サイト 大ヒット公開中!
映画『焼肉ドラゴン』公式サイト 大ヒット公開中!高度経済成長期の片隅で描かれる、小さな家族の、大きな歴史の物語 演劇賞を総なめにした伝説の舞台、待望の映画化!
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明日はきっと良くなると信じた方が生きやすい『焼肉ドラゴン』
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